各関節の機能性です。
□で青色の部分が安定性、○で黄色の部分が可動性となり、首には安定性の機能が求められます。つまり眼を強く使う際には、首は安定していないといけません。
今回は眼球を鍛えるトレーニング「眼球運動」を少しだけ紹介したいと思います。
両目の中心部にターゲット(ボール)を配置します。これがスタートポジションです。
最初に動かす方向は上下左右の四方向になります。首(顎)を動かさずにターゲットを眼だけで追うことができるでしょうか?ターゲットをゆっくりと動かして眼球をジワジワ刺激するのがポイントです。
ファアサイド・バックサイドの低い所や高い所、苦手なポジションでは首が動きやすい傾向がみられます。
そして眼球運動を行っている際の姿勢は・・・
当然パワーポジションです。
スプリットステップで地面を強くプレス+その瞬間に眼球も強く使えれば反応速度の向上に繋がります。最後は全ての要素が繋がる。だからこそトレーニングは必要なのです。
スイングスピードを上げようとするあまり、首振り人形の様に首が振れる選手(代償運動)を多く見かけますが、首は安定性を担う関節であり視覚に関係している関節です。
特に低年齢では視覚からの情報が脳を刺激し、脳の発育に繋がってきますので代償運動を起こさせない指導(トレーニング・プラクティス)が大切です。
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