山本修嗣: 2010年9月アーカイブ

加速→減速から続く次への運動局面。撮っていると思っていても意外と撮ってないものです。ふさわしいネタとなる写真がみつかりませんでした。

 

 

・・・なので、今週はこの連続写真を観てください。

 

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ダブルスでボレーのアプローチ&パスされる瞬間ですが、加速局面・減速局面・??局面が垣間見られます。

見えますか?この局面の切り替わりが。

 

 

ストローク・ボレー・スマシュでも【局面】は変わりませんし、【体(体内)】の使い方も変わりません。

 

 

解説は次回。来週までにネタの写真を確保しますので宜しくお願いします。

 

 

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前回からの続きになります。

 

 

まずはおさらいです。

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片脚パワーポジションで姿勢を作り、地面に強く自分の体重を伝えます。

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そして地面を強く蹴る片脚トリプルエクステンションで加速。【ボールを打つ】には必須動作です。

 

 

  

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(写真)右脚で加速して移動した体重は左脚へと移動しています。ラケットがボールとインパクトした瞬間に加速局面が終わりここからが次の局面・減速局面となります。

 

 

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(写真)減速局面での左脚の膝の角度に注目です。軽度に曲がっているのが見えるでしょうか?この動作を陸上競技のやり投げでは、ブロック動作と呼んでいます。体に強くブレーキをかける動作になります。

 

 

もし、この左の膝が伸びきってしまったら・・・?きっと体も一緒に伸びきってしまうでしょう。つまりボールを打ち終わった後も加速している事になります。その状態では減速局面の更に次の局面への移行に支障が出てしまいます。

  

 

 

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加速局面と減速局面の切り替えは『伸びるけど、伸びきらない』がポイントです。

さぁ、次の局面とは!?

姿勢→加速→減速→??

 

 

 

来週は東レPPOにサポートで入る予定なので、更新できない可能性がありますが次回も宜しくお願います。

 

 

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先週の片脚パワーポジションから、次の運動局面へと繋がっていきます。

 

片脚パワーポジションで地面に力をため込むことにより加速という局面を生み出すことができます。

 

 

 

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パワーポジションは大まかには股関節・膝関節・足関節が曲がった状態。この姿勢を作って地面に力をため込みます。

 

 

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そして、この3つの関節を伸展(伸ばす)する事により加速局面へと移行しています。トレーニング用語ではトリプルエクステンションと呼ばれています。

 

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『テニスは脚でするもの』とよく聞きますが、この先へ続く運動局面を辿って行けば自ずと納得します。

 

さて、加速の次は何局面でしょうか?

姿勢→加速→??

 

合宿期間中なので小出しで繋げていきます。次回も宜しくお願いします。

 

 

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前回のパワーポジションの続きになります。

 

 

 

スプリットステップの瞬間、姿勢はパワーポジションをとりますが、

それ以外の場面で片脚パワーポジション(自分語です)というものが存在します。

 

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テイクバックの瞬間です。

 

右利きなら、フォアのテイクバックで右脚に荷重移動、バックなら左脚に。

 

テイクバックは単にラケットを引く動作というより、地面を強くプレスする動作だと思います。

 

脚のプレスしている状態を観ると、次のどのような質の打球を打つのか想像できます。

 

 

陸上競技のクラウチングスタートも片脚パワーポジションと言えますが、誰にも邪魔されることなくゆっくりポジションを作れます。

 

 

テニスはそんな余裕な時間などなく、0.1秒単位で瞬時にこの姿勢を作ることを要求されます。やはり知れば知るほど厳しい競技ですね。

 

しかし、この姿勢を作ることによりある局面を生み出すことができる!

 

次回からは局面ネタでいきたいと思います。

 

 

今週末から毎週合宿があり、ネタになるような写真をいっぱい撮ってきたいと思います。

 

 

 

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9月も厳しい残暑と予想される中、ジュニア選手たちは合宿シーズンに突入です。充実した練習、トレーニングの積み重ねを!

今月からJTAによるナショナルメソッド地域伝達講習会が始ります。僕は9月下旬に東北地域担当になります。今から楽しみです。

 

さて、今回のテーマはパワーポジションです。

パワーポジションとはスポーツにおける最も安定した(している)姿勢と自分の中では解釈しています。

競技によってパワーポジションの形態は様々ですが、大まかには股関節・膝関節・足関節の3つの関節が屈曲している状態です。

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競技によって異なりますが、テニスの場合は関節が浅い角度になります。

前後左右上下どこにでも動き出せる、オールマイティーなパワーポジションと言えます。

そして、パワーポジションと切り離せないのがスプリットステップ。

スプリットステップは、パワーポジションで地面に強く自分の体重を伝える動作だと思っています。

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地面へ瞬間的に強くプレスをかけることにより地面から反発をもらい、次の局面へ素早く切り替える事が出来る。空中ですでにパワーポジションがとれているかもポイントです。

スピードを連続的に要求されるテニスには必要不可欠な動作でしょう。

 

パワーポジションは競技・年齢に関係なく、アプローチして強化していきます。

 

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低年齢から徹底的に!

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スポーツの基本は姿勢から!(これはバレーボール選手たち)

 

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