前回のパワーポジションの続きになります。
スプリットステップの瞬間、姿勢はパワーポジションをとりますが、
それ以外の場面で片脚パワーポジション(自分語です)というものが存在します。
テイクバックの瞬間です。
右利きなら、フォアのテイクバックで右脚に荷重移動、バックなら左脚に。
テイクバックは単にラケットを引く動作というより、地面を強くプレスする動作だと思います。
脚のプレスしている状態を観ると、次のどのような質の打球を打つのか想像できます。
陸上競技のクラウチングスタートも片脚パワーポジションと言えますが、誰にも邪魔されることなくゆっくりポジションを作れます。
テニスはそんな余裕な時間などなく、0.1秒単位で瞬時にこの姿勢を作ることを要求されます。やはり知れば知るほど厳しい競技ですね。
しかし、この姿勢を作ることによりある局面を生み出すことができる!
次回からは局面ネタでいきたいと思います。
今週末から毎週合宿があり、ネタになるような写真をいっぱい撮ってきたいと思います。
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