小浦猛志(小浦武志): 2011年5月アーカイブ

I.T.F 50,000ドル ツアー

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4月24日から岐阜、福岡と2週間I.T.F 50,000ドルのツアーに学生の支援コーチで帯同していました。練習、試合、チェック、又練習でさすがに疲れました。
又すぐ久留米50,000ドルに参戦しますが、この3週間は日本女子の若手〜世界の100位強くらい迄のベテラン選手がグランドスラム、本線、予選、出場権をかけ厳しい戦いをくり広げています。

そんな中で毎回思う事は、日本選手の体力面です。

体力には色々あり、スピード性と言ってもまた色々あり、第一歩の速さ、中速、終速、急発進、急ブレーキ、ジャンプ力、機能性を駆使した0.1秒の明暗をあらそう「うまさ」に加え、それを持続する「持久力」急発進、急ブレーキは、体内にダメージをあたえますが、この体力は、技が上達すればする程必要です。

日本の若手選手、指導者の皆さん、今の選手が持つ体力をチェックする必要が有りますね。
心技体の3つの部分で比較すると、どれが一番高いと思いますか。石の上にも3年、努力を重ねてレベルの高い試合に出る選手、一番高いのは「技」です。

今大会でも、「技」の高さにくらべ体力がついていってない選手を沢山見ました。
技がうまくなればなる程、体力は後追いです。それが故障、ケガの原因と言ってもいいです。

選手の皆様、自分の技に体力をつけて下さい。





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レシーブ2

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皆さん、1時間位根気よくレシーブ練習が出来ましたか。たった一球のリシーブ練習は、長くやると根気が抜けてくるでしょう。でも、テニスはサーブとレシーブが戦術の基本です。両ショットのレベル向上が試合の展開(戦術)の向上につながります。又、ストローク、ボレー等がそこそこ出来る方は、ブロックリターンの練習を1時間と言わず、20分程度でも重ねる事で、ストロークボレーの技をボールコントロールが激変向上します。

今日は、ブロックリターンのコツを話します。

1、フットワーク
・ 相手のサーブリズムに合わせたスモールステップ
・ 相手のサーブスピードとバウンド地点の予測をし前に動く(体勢の上下動がない様に)
・ ボールが右、左に見えたらラケットのスイートスポットをボールに素早く向ける(ボレーの構え)
・ あとはタイミング、ボールと衝突(インパクト)するタイミング。この時に体勢はブロック塀の様に一瞬かたまる(止まる)事です。

オープンスタンス、1歩踏み込んだステップスタンス、どちらでもOK
効果的なのはライジングで打つ。やってみて下さい。





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レシーブ1

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さて、今日は「レシーブについて」
テニスは、強烈なサーブに始まり、絶妙なレシーブが観客の興奮を高め、緊張の静寂に誘い込みます。

近年、テニステクニックの発達と共にサーブの速さは、男女共とんでもない高速時代が続いています。でも、A.T.P W.T.Aの男女世界のテニスが激変し、高速ラリーが当り前になったのは、サーブに対抗するリターンテクニックが研究され、ウインブルドンの芝のコートでさえ、変わってきました。名選手がリターン練習には質量共に入念に行なってます。

一般愛好者の中にも、最近はビッグサーバーが沢山おられます。プレーヤーと愛好者の間での違いは、「レシーブ練習」にかける時間が全くちがう事が、「レシーブの力」の違う原因です。

ウィークエンドプレーヤーの方は、時間がおしいからラリーをしてすぐマッチ。この中でのレシーブ練習では、向上は無理、悩む事の方が多いでしょう。一度、1時間位みっちり練習してみて下さい。本気と根気が、集中力が続くか心配です。

テニスは、ラリーラリーラリーと続けるのも大事ですが、一生懸命は大事です。でも、マッチをすればおわかりの様に、テニスは第1球目に全知全能をかけぶち当る、一所懸命が全てです。

Top選手で0.5秒〜0.8秒、一般愛好家でもサーブ&レシーブは、「1秒の明暗」まばたきする余裕があれば、間違いなくレシーブは楽勝、ライバルはその時間もくれないでしょう。

さて、皆さん。サーブには・フラット(高速)・スライス(低くすべってくる)・スピン(高くキック)にプラスして、ミックスサーブ(角度が有る)等、レシーブにも種類が有ります。大別して2種類(1)ノーマルリターン(2)ブロックリターン

1のケースは、ストロークと同様に行なって下さい。レシーブテクニックを向上するには、(2)ブロックリターンです。

絶妙のリターンをする人達は、このリターンテクニックを身に付けています。ブロックと言うのは、身近に有る家を囲っているブロック塀を想像して下さい。

pht110502.jpg

ブロック塀は、ほぼ垂直(上半身は姿勢良くしっかり固めるとラケットフェイスが安定)
後側には、塀を支える為、すこし傾斜の有る基礎が下半身(脚、スクエアースタンスでもオープンでもOK、上半身の姿勢を支える様に開く事)

皆さんが、ボレーをする時と全く同じ要領で、ワンバウンドしたボールをボレーする様に打って下さい。
「クルム伊達選手のライジングショット」です!!超一流への近道です。レッツトラ〜イ!!







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