『子供の体力が前年に続き、回復傾向にある』

 

というニュースを数日前に見かけました。前々から思っていた事、確かに平均値は下がっているが、むしろ最高記録は伸びているのでは?という疑問。

 

というのも今季、陸上競技の中学記録の更新ラッシュがあった為。

 

男子 100m200m、400m

女子 100m200m400m、800m、1500m、100mハードル

*黒字は2009年、赤字は2010年に更新された種目

*男子100m2年連続更新 女子200m2年連続更新

 

男子の今季100mと200mは同一の選手が出した記録になりますが、女子の種目ではそれぞれ違う選手が記録を出していた事に注目です。この2年で8人の選手が各種目で中学新記録を出しているのです。

 

数年、数十年に1人の逸材という、ただの『才能』という言葉でくくれるとは思えません。

 

昔(1983年を境に体力が低下と言われています)に比べて子供が遊ばなくなったことが体力低下の原因と言いますが、近年では部活動・クラブでトレーニングの導入、そして練習の質も向上していると言えます。つまり、質の高い環境を与えれば子供たちは昔以上のパフォーマンスを出すことができるのではと考えています。

 

時代背景に関係なく、子供は無限の可能性を秘めたダイヤの原石。その素材を輝かせるには指導者の手腕と情熱という【環境】にかかっているのではないでしょうか?

 

テニスは陸上競技以上に複合能力(コーディネーション能力)が必要になります。それは低年齢から『遊ぶ』ことで自然とその能力は身に付きます。子供たちにテニス以外の時間を与える環境を作ってもよいと思います。

 

 


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子供たちは遊び上手になれるように!

 

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