スポーツ選手には2種類のタイプがあります。

 

・ひたすらに自分のやっている競技だけに集中するタイプ。

・多方面から得た知識や経験を自分の競技に刺激として落とし込めるタイプ。

前者をI字型、後者をT字型と呼びます。


例としてテニスの練習時間が3時間あった場合、I字型はプラクティスに3時間。

T字型はウォーミングアップ、プラクティス、トレーニング、クーリングダウンに3時間。

 

ではどちらの型が、早い年齢から結果が出やすいでしょうか?当然物事の習熟目安となる10000時間に早く近づけるI字型でしょう。

ですがコンディショニング・体作り・動き作りをしている選手と、していない選手では同じ時間の消費でも【質】が全く違ってきます。ブレイクスルーを呼び込める選手を育てるには、質の高い10000時間を経験させるのが重要です。

 

またトレーニング以外の点では、テニス以外の分野に興味を持たせることが大切です。他競技やスポーツ以外の分野。音楽、料理や読書など感性を刺激する分野。

 

テニスからしか刺激や気力を得られない選手は、壁にぶつかった時にそれを突破できずに伸び悩む。多方面から刺激を受け、感性が豊かな選手こそが真のアスリートと呼べるでしょう。

 

特にゴールデンエイジは脳が活発化する時期なので、球数を打つことも大切ですがテニス以外の分野も体験させたいものです。

 

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何事にもチャレンジ!

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