【ご質問を頂きました】
現在、高校のテニス部のコーチとして女子の部員たちと共に日々切磋琢磨しております。
4月25日「1%の確立」という記事の中でのスランプのお話が大変興味深かったです。
テニス部の部員たちも現在スランプ(フォアハンドに自信がない、自分が上手くなってる気がしない等)に直面し、悩みながら練習しております。
この状態を打破すべく、今後どのように練習に取り組んでいくべきか考えているところです。
私の考えでは、(1)フィジカルを充実させるためにトレーニングを見直すこと。(2)そして、オンコートでは「1からテニスを習うつもりで」基礎的な練習の繰り返しをして、本人たちが気付くチャンスを探りたいと考えています。
選手たちをスランプから救出する際に何を考え、どう対処されるのか、ご意見をお聞かせ頂けると幸いです。
【ご回答】
先生、返事が大変遅くなり申し訳ございません。
間もなく全国各地で、全国高校の県予選が始まりますね。日々選手と共に、一歩前進を目指し、ご活動、奮闘努力の最中と存じます。さて、ご質問の「スランプ脱失」別名「伸び悩み」
特に若い選手にありがちです。近年、テニスを始める年齢が10歳以下から等、大変若くなってます。テニス歴3年位、5〜6年、8〜9年等の経験年数チェック。何故かと言いますと、私の経験で(1)テクニカルスランプ と (2)メンタルスランプの2種類が有ると思います。
(2)のメンタルスランプには、成績を追っかけ過ぎて、「私はこの位のランキングのあたりが一番いいや」とあと少しの頂点を目前に高原状態(プラトー)をおこしている選手。周囲はやきもき、こんな選手は、メンタル的インパクトが必要。練習態度を見ればすぐわかる。どんなに強くても私は相手をしない。
いかにも「頑張ってる」と見せる選手、この選手は難しい。プラトー状態です。でも、本当に壁にぶち当たり、悪戦苦闘している選手は姿勢がちがう。「ボールと戦っているか」「打方を気にしているか」「しっかり打っているが、球質とコース等に」納得がいってない態度、又マッチを行こなった時に結果にむすびつかない等、多々有ります。今回は、ご指摘の「フォアハンド」のスランプ強化の話しをしましょう。
フォアハンドは、初心初級者にとっては一番始めに打つショットで易しく、中・上級とレベルアップする程難しいショットです。原因は、肩甲骨、骨盤、下半身等、全身を大きく使って打つのと、ヒッティングポイントの幅がバックに比べてあまりにも広く、タイミング、リズム、バランスをくずしやすい事です。しかも、試合ではサーブに次ぐ武器となるので、試合が続くと名手でも調子が狂います。「フォアハンド」は、Top選手でも常に悩むと思って下さい。
下半身のフットワーク、第一歩がタイミング良く動いているか、ボールに届いた所で軸足がしっかり打つ体勢になってるか。ボールに近すぎてないか、テイクバックがリズムカルに行なわれているか。特にフォアーの調子が悪い人は、ボールに近い人がスランプになりやすい。今回はボールとの距離をチェックして見て下さい。
小浦猛志、山本修嗣さんに質問がある方は、お問い合せ フォームよりお気軽にご質問下さい。
山本修嗣さんのTwitterはこちらから
フォローをお願いします。
みなさまのアプローチをお待ちしております。
小浦猛志 オフィシャルサイト
http://www.koura-takeshi.com/
現在、高校のテニス部のコーチとして女子の部員たちと共に日々切磋琢磨しております。
4月25日「1%の確立」という記事の中でのスランプのお話が大変興味深かったです。
テニス部の部員たちも現在スランプ(フォアハンドに自信がない、自分が上手くなってる気がしない等)に直面し、悩みながら練習しております。
この状態を打破すべく、今後どのように練習に取り組んでいくべきか考えているところです。
私の考えでは、(1)フィジカルを充実させるためにトレーニングを見直すこと。(2)そして、オンコートでは「1からテニスを習うつもりで」基礎的な練習の繰り返しをして、本人たちが気付くチャンスを探りたいと考えています。
選手たちをスランプから救出する際に何を考え、どう対処されるのか、ご意見をお聞かせ頂けると幸いです。
【ご回答】
先生、返事が大変遅くなり申し訳ございません。
間もなく全国各地で、全国高校の県予選が始まりますね。日々選手と共に、一歩前進を目指し、ご活動、奮闘努力の最中と存じます。さて、ご質問の「スランプ脱失」別名「伸び悩み」
特に若い選手にありがちです。近年、テニスを始める年齢が10歳以下から等、大変若くなってます。テニス歴3年位、5〜6年、8〜9年等の経験年数チェック。何故かと言いますと、私の経験で(1)テクニカルスランプ と (2)メンタルスランプの2種類が有ると思います。
(2)のメンタルスランプには、成績を追っかけ過ぎて、「私はこの位のランキングのあたりが一番いいや」とあと少しの頂点を目前に高原状態(プラトー)をおこしている選手。周囲はやきもき、こんな選手は、メンタル的インパクトが必要。練習態度を見ればすぐわかる。どんなに強くても私は相手をしない。
いかにも「頑張ってる」と見せる選手、この選手は難しい。プラトー状態です。でも、本当に壁にぶち当たり、悪戦苦闘している選手は姿勢がちがう。「ボールと戦っているか」「打方を気にしているか」「しっかり打っているが、球質とコース等に」納得がいってない態度、又マッチを行こなった時に結果にむすびつかない等、多々有ります。今回は、ご指摘の「フォアハンド」のスランプ強化の話しをしましょう。
フォアハンドは、初心初級者にとっては一番始めに打つショットで易しく、中・上級とレベルアップする程難しいショットです。原因は、肩甲骨、骨盤、下半身等、全身を大きく使って打つのと、ヒッティングポイントの幅がバックに比べてあまりにも広く、タイミング、リズム、バランスをくずしやすい事です。しかも、試合ではサーブに次ぐ武器となるので、試合が続くと名手でも調子が狂います。「フォアハンド」は、Top選手でも常に悩むと思って下さい。
下半身のフットワーク、第一歩がタイミング良く動いているか、ボールに届いた所で軸足がしっかり打つ体勢になってるか。ボールに近すぎてないか、テイクバックがリズムカルに行なわれているか。特にフォアーの調子が悪い人は、ボールに近い人がスランプになりやすい。今回はボールとの距離をチェックして見て下さい。
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