ホームコーチの偉大さ。

ホームコーチは(初めてスポーツをはじめ他の事を指導する人達)は、日本中に星の数程おられます。又、これらの指導者におそわる生徒は、ジュニアだけでも何百何千億の人口です。

でも、皆がチャンピオンにはなれませんが、誰もがチャンスを持っています。前途のゴールデンエイジ期の過ごし方でチャンスの芽が広がります。

心理的、神経的に劇的に成長する時期に、スポーツを沢山楽しむと、それらの動きが神経を刺激し、神経に浸透し一つの動きを作って行きます。

走る、跳ぶ、投げる、蹴る、打つ等々の沢山のスポーツを楽しむ事により眼と体の供応性、眼と手足の協調性をタイミングよくリズミカルにバランス良く、莫大な数の神経に構築して行きます。

子供といえども、五体神経等人間の体は、大人と同じですが、違うのは神経、筋、骨格のボディーは有っても動かす手法、神経は未開発、ホームコーチは単一スポーツのフォームを中心に指導したら、体は一方通行、12歳〜14歳位迄はテニスばかりやった方が、すぐに強くなりますが、同じゴールデンエイジ期に他のスポーツや動きつくりを真剣に楽しんだライバル達に16歳位で追いつかれ18歳頃には追い越された例は、過去に数え切れない。

ご存知のクルム伊達、浅越等は、ジュニア期は18歳になって初めてチャンピオンになりました。周囲は大変な素質、タレント性を持った選手。将来有望とさわぎました。ハッキリ言います。何を基準に将来有望かを聞きたかったです。

彼女達は、ゴールデンエイジ期に成績、結果はあるに超した事はないが、それより大事な五体を自在にあやつれるトレーニング(他スポーツ)をやっていたんです。

運動能力、センスは生まれ持った才能では有りません。指導者が「ゴールデンエイジ期」におしえてやる事で、花が実が開発出来るのです。

植物の成長にたとえると、

1、    地中に種をまき、水、肥料をあたえます。又、多分、種まきは時期も計算されるでしょう。

2、    季節に応じて、芽をふきます。水、肥料をあたえます。

3、    幹が発育、葉がつきます。水、肥料をあたえます。

4、    花がさく頃にも、水、肥料をあたえます。

5、    実がなる頃にも、水、肥料をあたえます。

6、    実が大きく、甘味等の成熟へ。水、肥料をあたえます。

こんな過程、皆さんはどんな肥料を与えますか。芽がふき成長の頃、花が咲き、実がなる頃、成熟を迎えた頃の肥料と種類は全部違うでしょう。

水分は、共通です。人間の成長過程も同じです。発育期にあわせたトレーニングが最重要で、子供にとって好結果は、次の試合のビックプレッシャー、切替えと捨てさせる事が、成長につながります。

一例としては、クルム伊達が17歳の初出場、全日本選手権、Best4の試合を本人と話し合い、「全日本はテニスをやっている限り有る。今回はあきらめよう。それが今の心身の実力レベル」とあきらめました。撤退も大事です。

さて、ゴールデンエイジのまとめです。

人間の成長を植物に例えました。おわかり頂けたでしょうか。スポーツは、人間の成長過程の有機的な肥料です。皆さんも、又子供達にもテニスの面白さ、大切さを伝えて下さい。「トンビはタカを生む」環境作りは、ゴールデンエイジ次世代へ、恩恵を与える大人の仕事です。


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