本日より、2010年全日本ジュニア開幕!

 

選手たちの積極的なプレーを期待しつつ、僕もサポートで現地入りです。

 

 

 

さて、今回より人体機能について少しずつ突っ込んでいきます。

 

 

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↑これが現在自分のコンセプトとなっている人体機能のファイルです。

 

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昨年、韓国の講習会で初披露し、何度か改良を重ねて現在の形になっています。最初は【肩甲骨―骨盤リズム】のみのタイトルでした。

 

 

今回は【肩甲骨―骨盤リズム】について解説していきます。

トレーナーの業界では【肩甲―骨盤リズム】と言われるそうですが、コーチ・選手との共通理解のため、自分流の表現にしていますのでご理解ください。

 

この【肩甲骨-骨盤リズム】は、小浦先生の【歩けばテニス】理論を参考に作り上げました。DVDをみると何となくイメージがつかめると思います。

 

 

さて、この肩甲骨と骨盤の関係ですが、機能とは外見ではなく体の中(目に見えない部分)にあります。コーチの方達は人体の中の動きを脳内でイメージできますか?

 

 

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肩甲骨―骨盤リズムとは、左右の肩甲骨と骨盤(骨盤は1つですが寛骨を左右として考える)が対角線に連動して動くことをいいます。この連動があってこそ人間は正しく歩く・走る・そしてテニスをプレーする事ができるのです。

 

ではどの様にしてこの機能を獲得すればよいのか?週1回のトレーニング?それではトレーニングの時間がもったいないうえ、習得まで長い時間がかかります。

 

機能獲得への近道、それは毎日のウォーミングアップにドリルを組み込む事です。

 

 

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地味で繊細な【肩甲骨―骨盤リズム】の動き。この動きを、体のバランスを保ち、リズミカルに、そしてタイミングよく使えるか、それが重要になってきます。バランス・リズム・タイミングこそが体(人体機能)を扱うテクニックです。

 

手足だけ「何となく」動かす外見だけのドリルなら、ジョギングでしっかり体を温める方がまだマシ。人体機能を扱う究極のタイミングは毎日の積み重ねがあってこそです。

 

 事実、クルム伊達公子選手はテニス練習の前はテニス用のウォーミングアップとドリルを、トレーニングの前には陸上式のウォーミングアップとドリルを毎日30分以上かけて行います。

 

ウォーミングアップメニューには個別性があって当然だと思います。いずれ自分に合ったメニューを作り上げるために、若い選手は多くのメニューを体験して取り入れるべきです。

 

さぁ、全日本ジュニアの会場でどれだけの選手がしっかりとウォーミングアップをしているでしょうか?楽しみにしています。

 

 

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機能的にウォーミングアップ!

何やら【肩甲骨―骨盤リズム】よりウォーミングアップの重要性について語ってしまいました・・・。大まかになってしまいましたが、ドリル等はいずれ紹介できたらと思います。

 

トレーニングに関して1件ご質問をお受けしていますが、現在写真収集・編集中ですのでもうしばらくお待ちください。。。

 

 

 

 

 

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