山本修嗣: 2011年6月アーカイブ

人間的に、動物的に本能や機能を引き出すにはどうすればいいんだ・・・いつも考え、いつも悩みます。

 

y104.jpg

明日実践投入予定の素材たち。見た目は???ですが、使い方はいたってシンプルです。

 

自分が考えている予想に対して、実際選手たちがどのような反応・行動をするのかワクワクですね。


Twitterボタン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――

小浦猛志氏、山本修嗣に質問がある方は、icon:mailお問い合せフォームよりお気軽にご質問下さい。

みなさまのアプローチをお待ちしております。

小浦猛志 オフィシャルサイト
http://www.koura-takeshi.com

2人目の姪っ子ちゃん登場です。


y100.jpg
姉夫婦の姪っ子ちゃん(6ヵ月)です。

 

ハイハイはまだなのですが、今注目している点は足趾の運動量の多さ。縮めたり、伸ばしたり、開いたりと多彩な動きをしています。

y101.jpg


寝ている時以外は常に動いているのではないかというほどの運動量です。我々成人をはるかに上回っている、この点は見習うべきだと思います。

うる覚えですがデッドリフトの動作の際に、足趾に力を入れて動作を行った場合とそうでない場合では、16%ほど最大筋力に差が出たという文献をどこかで昔読んだ記憶があります。

 

相撲の力士が土俵際にいる際に、すさまじく趾に力が入っているのはそういうことなのでしょうか。

 

ではフォアハンドのヒットの際に、趾に力が入っている場合とそうでない場合ではショットクオリティーに違いが出るのでしょうか?もし指と趾が連動することで機能に繋がるのなら、違いが出る可能性は十分にあると考えています。

 

y103.JPG

足趾を動かす簡単なトレーニングは【マーブル拾い】です。やってみると意外と趾に力が入りにくい。日常的に趾を使っていないと痛感させられます。

 

趾で掴めるサイズの物なら何でもあり。ぜひやってみてください。


Twitterボタン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――

小浦猛志氏、山本修嗣に質問がある方は、icon:mailお問い合せフォームよりお気軽にご質問下さい。

みなさまのアプローチをお待ちしております。

小浦猛志 オフィシャルサイト
http://www.koura-takeshi.com


スポーツ選手には2種類のタイプがあります。

 

・ひたすらに自分のやっている競技だけに集中するタイプ。

・多方面から得た知識や経験を自分の競技に刺激として落とし込めるタイプ。


前者をI字型、後者をT字型と呼びます。


例としてテニスの練習時間が3時間あった場合、I字型はプラクティスに3時間。

T字型はウォーミングアップ、プラクティス、トレーニング、クーリングダウンに3時間。

 

ではどちらの型が、早い年齢から結果が出やすいでしょうか?当然物事の習熟目安となる10000時間に早く近づけるI字型でしょう。


ですがコンディショニング・体作り・動き作りをしている選手と、していない選手では同じ時間の消費でも【質】が全く違ってきます。ブレイクスルーを呼び込める選手を育てるには、質の高い10000時間を経験させるのが重要です。

 

またトレーニング以外の点では、テニス以外の分野に興味を持たせることが大切です。他競技やスポーツ以外の分野。音楽、料理や読書など感性を刺激する分野。

 

テニスからしか刺激や気力を得られない選手は、壁にぶつかった時にそれを突破できずに伸び悩む。多方面から刺激を受け、感性が豊かな選手こそが真のアスリートと呼べるでしょう。

 

特にゴールデンエイジは脳が活発化する時期なので、球数を打つことも大切ですがテニス以外の分野も体験させたいものです。

 

y099.jpg

何事にもチャレンジ!

Twitterボタン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――

小浦猛志氏、山本修嗣に質問がある方は、icon:mailお問い合せフォームよりお気軽にご質問下さい。

みなさまのアプローチをお待ちしております。

小浦猛志 オフィシャルサイト
http://www.koura-takeshi.com

日本にはこんなことわざがあります。

 

10で神童、15で才子、20(ハタチ)過ぎればただの人

 

なぜそのような現象が起こるのか?それに近い内容がスポーツジャーナル2011夏号vo.288に掲載されていました。

スポーツジャーナルは日本体育協会の資格を持っている指導者の方ならお手元にあるはずです。

 

興味深いのは文中で【物事の習熟は100000時間でおおよそなされる。時間で言うと、毎日3時間で10年ちょっと。】

 

普通に計算すると90年以上かかるので、これは恐らく10000時間の間違いでしょう。つまり習い事でもスポーツでも習熟の目安はほぼ10000時間。当然テニスも10000時間目安。

 

この10000時間を過ぎた後の壁を一気に突破する事をブレイクスルーと呼ぶそうです。

 

年月でいうと本格的な競技のスタートから10年前後。ジュニア期の終盤からプロやシニアに転向した時期に当たります。

 

20歳でただの人にならずにブレイクスルーを呼び込める選手を育成するためには?

 

次回に続きます

Twitterボタン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――

小浦猛志氏、山本修嗣に質問がある方は、icon:mailお問い合せフォームよりお気軽にご質問下さい。

みなさまのアプローチをお待ちしております。

小浦猛志 オフィシャルサイト
http://www.koura-takeshi.com