さぼってばかりですいません。ローランギャロ、レッドクレーは男女共、波乱が相次ぐ中、終わってみれば、ビッグネームの男女が勝利!男女決勝は、みごたえのある熱戦。特にハレプは、凄かったですね。
体格の大小を問わず、人間の機能フル回転、フル発揮しなかったら、又ランキングが上がれば上がる程、体調維持「コンディショニング」のテクニック、最重要課題、次はウインブルドン。土から芝生。地上戦から空中戦。後陣から前陣速巧線。ナダルの腰は、回復するでしょうか。
私は4月末から5月中旬まで、恒例の女子サーキットを転々としてグランドスラム目前の100位後半から若手の戦いを観て来ましたが、どの選手もこのクラスは間違いなくグランドスラムに出場出来る技を持っています。
ここで2つのポイントを上げると、1つは前述の「コンディショニング」と、「身体機能」、事前、事後のストレッチやアフターケアが若手は綿密、繊細性に欠ける。何日も続ける忍耐に欠ける。勝ったときは、いい結果の中にいて楽しいから疲労という悪魔の近づきに気づかず、負けるとたいしたケアもせず、次への移動。「何週かのどこかで幸運を探して宝探しのツアー」。長年のコーチ経験で言うと、「何をかまけてる」と怒りが出てしまう。
もう一つは、身体機能と能力の中で空間認識、この言葉は奥が深い。「ボールが何処、相手が何処、自分が何処」状態判断の基本は、この機能力。
今、テニス界、ジュニアはシーズン真っ盛り。試合で何を一番経験する、させるか。スピードや環境なんてジュニアはすぐ慣れる。でも、この動物的嗅覚を徹底して見極める事が、本人もコーチも重要。
一例をあげると、ジュニアキャンプを張り、準備のストレッチやトレーニング等を教えると団子状態で手足のびない状態。
トレーニングやれば横とぶつかる状態で動く。フルストレッチ、フルスピードで動けない状態を平気でやるジュニアに空間認識は身につかない。こんな事を思う中に一大事が控えている。夏に向け、シーズンは盛り上がる。忘れ物しない様に、気が付けばスグ改善。
頑張ろう。
8月末の宮崎キャンプ、面白い内容です。