夏の陣 真盛り

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どのスポーツもジュニア達はシーズン真盛り。

各ブロックの予選を勝ち上がり、地域、そして全国の舞台へ。

テニスも今が正念場でしょう。選手の皆さん、梅雨明けの猛暑、連日やってくる緊張というストレス。体調にはくれぐれも注意して下さい。

指導者の皆様、ご苦労様です。シーズン最盛期は練習のやりすぎに注意です。
技のチェックと戦術の確認、コンディショニングが大切です。

ご家族の栄養へのサポートは、真夏の戦場では体力と言う最大の戦力です。結果は、そのサポートの証です。


さて、全国高校100回記念大会。100年に一度の歴史の恩恵にさずかる選手達。

誰の頭上に"勝利の女神"がほほえむのか。

でも、ウチナーの太陽か、ハイムルブシの如く輝くのは一瞬。日が沈み、星が消えた翌日には、全日本Jr 大阪夏の陣。

瀬戸の朝凪ぎ、夕凪ぎで動かなくても体力が消耗する大阪のお盆。

周囲の期待に選手達は、何をエネルギーに自らを奮い立たせるのだろうか。

技・術・体力は、もちろんの事、メンタルと言う尽きない心のエネルギーは、前3つを動かす何ものにも変えがたい燃料でしょう!

メンタルには、強烈さ、勇気、誇り、集中力、適度な怒り等々いろいろ有るでしょうが、最終的には、今持てる技を局面に応じて、効果的に発揮できる戦術の有効選択につながります。

ワンポイントごとの意識の切替、挽回、リード、トドメ等の仕切直しが的確に出来る事です。
そこで下記図を見て下さい。
pht100720.jpg
激戦の試合進行で、4オールこの時点を0とします。

次にどちらがリードし、5−4(4−5)と展開、4オール時の局面は双方共に目の前がワンポイントに技、特に戦術に集中しているが、目の前の1セットが(先の結果が)見える頃、各選手共に不可解なサーブ、レシーブ、ショットが突然多発。ギャンブルになります。ゆれる、迷う心がうかがえるのも、この辺りです。

試合状況は、ワンポイント刻一刻変化し、先の結果へ思いのつのる両選手が泥沼に入り、文字通りドロ試合に突入。

関係者の心身も健康によくない状態です。私も過去に幾度経験した事か。試合後は助言じゃなく、説教部屋が思い出されます(笑)

そこで、提案です。

先の図は、4オール。数学的には0ポイント。次に5−4(4−5)と試合が動いた時は、数学上ではこんな事に。

又、現場は4つの+(プラス) −(マイナス)ゾーンが生まれます。
試合は、4オールから5−4(4−5)へと!!

pht100720-2.jpg

0を中心に左右の(+)(−)ゾーン上、下の(+)(−)ゾーン

(−)ゾーンから一気に(+)ゾーンへは難しい。
(+)ゾーンから一気に(−)ゾーンへは、緊急事態発生でよくあります。
0という数字は、無限らしい。

ニュートラル、原点、ゼロポジション等多々耳にします。
ポイント毎チェンジエンドは、意識の切替、仕切り直し。何が起きてもまず、心を0に戻し、次に動こう。

練習はルーティーンの再確認。繊細さは、大胆を生む。



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