1881年ウインブルドンに続き、誕生した「全米オープン」
錦織圭が日本人初の決勝進出、グランドスラムでは、二人目というとてつもない快挙を成し遂げた!! まずはその偉業に努力しに言葉では尽くせない祝福と感謝の意を表します。又、家族をはじめ、彼に関連した多くの皆様にお祝申し上げます。
私が彼を初めて見たのは11歳。島根であどけない顔をチラッと見ました。フェドカップの監督となり、宮崎で行われた全日本選手権で再会。12歳以下の彼のプレー振り、ヒョーヒョーとボレーを追いかけるその姿は、実に興味深く映りました。「山猿かー」が印象です。
運動能力に関しては、前にも書きました。多くのスポーツでどの年代でも指導者は、体格能力を要求します。今でも私は確信します。
体格はDNA、運動能力は指導するモノ。
彼のプレー振りは、ドールデンエイジにあずかる、ホームコーチの仕事の偉大さに有り。ゴールデンエイジの運動、複数スポーツになじむ事は、成長過程における身心の肥料、身体機能は誰もが同じ。その機能性を高めると「トンビがタカに変身する」。大偉業を成し遂げたKeiは努力の天才でしょう。
さて、指導者の皆さん、肩甲骨、骨盤という機能はそれに不随する筋群、体幹はパワーと言われ、どのスポーツでも重要ポイントで語られます。
特に、15〜6歳位の技を持つ選手がいる現場では、股関節の柔軟性、肩甲骨の機能性とコーチ、トレーナーの悪戦苦闘ぶりを目にします。
私の経験で、これらの部位と「腱」(関節をまたぐ)等は、パワー・スピードに関係し、技の成長と共に疲労し硬くなる様に思います。よってこの機能は、ゴールデンエイジ、10歳位から現場で理解出来る様、指導するべきと思っています。でも、伝達方法が難しい。
理論を感覚で伝える!!そこで、12歳以下の子供達にこんな事を言いました。
「君達、体の中にハの字を書ける所が沢山有るが、ドコかな?」って聞きました。腕、脚が答え!
OK!その部分、上半身のハの字と、下半身のハの字の組み合わせが、歩く、走る、フォアー、バック、ボレー、スマッシュ、サーブと一週間色々なトレーニングを混合。テニスの基本をキャンプ、大きな効果と理解が生まれました。
12月23日〜29日またキャンプを張ります。
場所は、宮崎シーガイアテニスアカデミー
キャンプ概要
・毎朝30分座学、その日のメニュー
・身体能力向上トレーニング(各種トレーナー有り、ジョギングシューズ)
・スピードアップトレーニング(各種トレーナー有り、ジョギングシューズ)
・テニスの練習は3チームに別れる(レベル、年齢考慮)
※毎日6面のコート使用(砂入り 人工芝コートシューズ)
・午前(3h)午後(3h)休憩有り
【応用チーム】
・数人のヒッティングパートナーと練習
【ドリルチーム】
・基本、フットワーク、戦術etc ドリル中心
【改善チーム】
・不得意なショットを徹底練習
※各テンションを毎日、各選手が移動しながら6日間行います。
※1チームは5人平均でのキャンプ
詳細に関しては、決定次第にブログに掲載します。