日本にはこんなことわざがあります。
10で神童、15で才子、20(ハタチ)過ぎればただの人
なぜそのような現象が起こるのか?それに近い内容がスポーツジャーナル2011夏号vo.288に掲載されていました。
スポーツジャーナルは日本体育協会の資格を持っている指導者の方ならお手元にあるはずです。
興味深いのは文中で【物事の習熟は100000時間でおおよそなされる。時間で言うと、毎日3時間で10年ちょっと。】
普通に計算すると90年以上かかるので、これは恐らく10000時間の間違いでしょう。つまり習い事でもスポーツでも習熟の目安はほぼ10000時間。当然テニスも10000時間目安。
この10000時間を過ぎた後の壁を一気に突破する事をブレイクスルーと呼ぶそうです。
年月でいうと本格的な競技のスタートから10年前後。ジュニア期の終盤からプロやシニアに転向した時期に当たります。
20歳でただの人にならずにブレイクスルーを呼び込める選手を育成するためには?
次回に続きます
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